「AI+製造」を核心分野に定め、花都区人工知能産業促進センターが開所
6 月 3 日、花都区人工知能産業促進センターが正式に開所しました。これにより、花都区の人工知能産業は体系的な推進、専門的なサービス、集団的な発展という新たな段階に入ったことを示しています。
花都区人工知能産業促進センターは区科学技術工業情報化局に所属する副処級公益一類事業単位です。人工知能産業の発展支援に焦点を当てた核心業務は、「人工知能+」行動の区レベルのプラットフォームを実体化機関として統括的に推進し、制度・仕組みの面から、産業発展における部門間連携の不円滑、資源の分散、実用シーン実装の遅延といった課題を解決し、政策統括、資源統合、産業エコシステム育成の一体化運営を実現し、「人工知能+」を実体経済へ速やかに融合するための強固な制度基盤を提供します。
長年の蓄積をもとに、大きな成果を上げ
「デジタルトランスフォーメーション」から「インテリジェント高度化」へ
花都区においては、自動車部品、革製バッグ、化粧品・日用品、音響・光・電子という 4 つの特色優位産業が揃っており、規模以上工業企業は 1440 社に達し、製造業の基盤が堅固で応用分野も多岐にわたっています。2025 年、花都区は先行して国家級製造業デジタル転換促進センターとなる「花都区新型工業化デジタルサービスプラットフォーム」を構築し、人工知能産業を着実な展開に向けて成熟した産業環境とデジタル基盤を整えました。現在、同プラットフォームの整備は顕著な成果を上げており、50P 規模の計算能力システムを構築することから強力な演算基盤を備えています。また、40 種の産業インターネット SaaS と AI アプリケーションを導入し、充実した応用エコシステムを形成しています。オンライン・オフライン合わせて 4400 社超の企業にサービスを提供して幅広く対応しています。これにより、音響光電子、化粧品、皮革製品産業の生産額は前年比でそれぞれ 10.3%、9.2%、0.3%増加しました。
花都区新型工業化デジタルサービスプラットフォームを活用し、東風日産のカーファン向けスマホアプリに搭載されたスマートアシスタントがリリースされ、100 万人規模の個人顧客にサービスを提供します。芬豪香精は AI 大規模モデルを導入することにより、研究開発期間を数カ月から数週間に短縮し、コストを 50%以上削減することで市場優位性を確立しました。この取り組みは、工業情報化部の「 2025 年度人工知能による中小企業活性化特典な応用事例」に選ばれました。虹辰革製品は ERP と MES システムを導入し、生産計画の効率が 40%向上し、総合コストが 30%低下しました。申發機電は AI 画像エンジンを活用し、年間 200 万元超のコスト削減を実現しました。同プラットフォームの AI デザインツールを用いて開発された『Wonlink(雲旅リュックサック)』はレッドドット賞、ロンドンデザインアワードの金賞、ニューヨークプロダクトデザインの銀賞など世界的なデザイン賞を相次いで受賞し、この AI デザイン技術は工業情報化部 2025 年度スマート製造システムソリューションの「揭榜掛帥」プロジェクトにも選定されました。
制度整備を先行させ:
一つの実施方案+一つの行動計画+一つの応用シナリオリスト
現在、花都区は『広州市花都区人工知能産業イノベーション発展業務メカニズム方案』を策定・発表しました。
ーーー:区クラス幹部を責任者とし、複数部門が連携し、定期的に進捗調整を行う業務推進体制を明確にすることにより、「誰が担当し、どのように実施するか」という課題を解決します。
区人工知能産業促進センターの責任者によると、今後『花都区人工知能産業イノベーション発展行動計画(2026—2028 年)』が公布されるほか、自動車製造、鞄・皮革製品、化粧品・日用品、低空経済、身体型 AI、太陽光発電エネルギー、医療・教育、スマート文化観光、交通物流、都市ガバナンスなどの分野を網羅した区レベルの人工知能応用シナリオリストも発表される予定です。具体的な産業発展目標を定め、「何を実施し、どの水準まで達成するか」「技術をどの分野に活用するか」といった課題の解決が求められています。
4つの主要措置:
「プラットフォーム構築」から「産業エコシステム形成」へ
今後、花都区は「AI+製造」を核とした分野を中心に、以下4 つの取り組みを重点的に推進していきます。
ベース強化---企業が「利用しやすく、実用的可能性が高い」AI を利用できるよう
センターの実体化および標準化した運営を加速し、花都区の新型工業化向けデジタルサービスプラットフォームを継続的に高度化するとともに、計算能力やデータなどの要素供給体制を整備し、工知能産業の発展に堅固な基盤を提供します。
データ統合――花都の産業データを「生き生き」と活用させ
データ資源の活用と開発をさらに深化させ、高品質なデータセットの構築を加速するとともに、計算能力インフラの整備を推進します。特に、皮製品・バッグ、美容・日用品などの業界向けに信頼性の高いデータ空間の構築をメインとして進め、高度な産業用知能エージェント、産業分野専用の大規模モデル、スマート製造システムおよび AI を活用したデジタルマーケティングシステムの構築を推進し、企業のデータ利用および計算のコストを削減し、データという要素の価値を十分に果たします。
産業エコシステムの構築――技術、人材、資本が花都での「集まり」
定期的なシナリオリストの公開メカニズムを確立し、シナリオ資源と企業の技術、市場ニーズへの精密な連携・マッチングを推進します。大手企業や大学との産学研連携を深化させ、AI 人材の育成・技能研修を強化し、良好な産業発展エコシステムを作り出します。
モデルの樹立 —— 使いやすいAIアプリケーションを稼働させ
製造、行政、教育、医療、農業、文化観光などの重点分野を中心に、人工知能技術と各業界の活用シーンの高度な融合を推進し、複製・普及可能な模範的応用実例を速やかに形成します。
2025 年に国家級製造業デジタル転換促進センターの認定を取得してから、今の人工知能産業促進センターが正式に開所するまで、花都は 1 年余りの期間をかけて「デジタル化」から「インテリジェント化」への重要な飛躍を遂げました。
花都区は、センターを拠点とし、応用シーンを牽引役とし、製造業を基盤として、広州市北部におけるAI産業のイノベーション拠点の構築を全力で推進します。AIを真に花都区の製造業を牽引する「新たな質の生産力」になるよう、広州が全国トップクラスの人工知能産業イノベーション拠点・応用実証拠点を形成するため、花都独自モデルを貢献し、地域としての責任を発揮します。